蜜蜂と養蜂家による、季節ごとの「食べる便り」

群馬県産のはちみつを製造販売する有限会社きたもっく(本社:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢、代表取締役:福嶋誠)は、自社の生はちみつ「百蜜」を発売しています。

10種類の百花蜜

2020年に蜜蜂が飛び交った風景から、風味の全く異なる10種類の百花蜜が生まれました。
はちみつは、大きく「単花蜜」と「百花蜜」に分かれます。
リンゴ蜜、アカシア蜜などと表記された、ひとつの花からのみ集められた蜜が単花蜜。複数の花から集められた蜜を百花蜜と呼びます。

百蜜は後者で、桜と菜の花が咲く花里や、野ばらとアカシア咲き乱れる林縁などで蜜を集めるため、季節の花を束ねたブーケのような蜂蜜になります。
また、蜜源植物が際立つような採蜜をすることで、季節感と花ごとの特徴、場所の味が表れます。

何も足さない、何も引かない

風景を味わうために、百蜜は無添加・非加熱で瓶詰めします。
年によって自然の状況は変わるため、同じ季節の同じ場所で採蜜しても、同じ味の蜜は採れません。
その年採れた分を蜜蜂と分け合って味わう、少量生産ならではの楽しみ方かもしれません。

無添加は養蜂スタイルにも徹底しています。
効率よく合理的で安上がりなのは、越冬中の蜂に砂糖水を飲ませる方法です。しかし、翌年も元気に飛び回ってもらうため、私たちが蜜蜂に給餌するのは、彼らが集めた蜂蜜のみです。

蜜源植物の風味も、ビタミンやミネラルといった栄養素もそのままに。

山に活かされ山を活かす

「百蜜」は、持続可能な林業の一側面として誕生しました。
有限会社きたもっくでは、山の未来を明るく描ける林業を目指して、地域のエネルギー循環と地場ブランドの確立を複合的に取り組んでいます。その取り組みは、群馬県主催の6次産業化チャレンジ支援事業(ぐんまブランド推進事業)で1位を受賞し、農林水産省「ディスカバー農山漁村の宝」では関東ブロックに選定されました。

地域の山林と自社運営のキャンプ場を舞台に、生産から理想的消費の流れをつくった仕組みは循環であり、循環をつくるには川上から川下までの複合的な多面展開が必要でした。加えて、地域特性を生かして、耕作放棄地での養蜂や百蜜と地元野菜で地場ブランドの特産品づくりにも力を入れています。

■生はちみつ「百蜜」
https://luomu.thebase.in/

■直営店「ルオムの森」
https://luomu.jp/

■有限会社きたもっく
https://kitamoc.com/